地球温暖化「適応策」と「緩和策」

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 地球温暖化とは、二酸化炭素など温室効果ガスの影響で地球全体の気温が上昇することで、近年、頻発する異常気象による災害発生や猛暑日の増加に伴う熱中症など、私たちの日常生活に地球温暖化の影響が現れています。

 地球温暖化対策は、その原因となる温室効果ガスの排出量を削減することが重要とされており、これを「緩和策」といいます。

 しかしながら、地球温暖化による影響が既にあらわれている今、その影響による被害を回避・軽減するための対策が必要となっています。

これを「適応策」といいます。

温暖化による悪影響に備える適応策 温室効果ガスを減らす緩和策

適応策の紹介

 「適応策」とは実際どのようなものなのか、イメージがしにくいかもしれませんが、実は普段の生活の中で知らないうちに適応策を実行しています。

 皆さんも身近なところから適応策を実践していきましょう。

 例えばゲリラ豪雨等の異常気象に備えて、防災マップ等を確認することも適応策の一つです。

適応策の詳細内容

 

夏の適応策

冬の適応策

行動

  • 日陰を歩く
  • こまめな休憩
  • 水分を補給する
  • カイロを使う
  • 温かい飲み物を飲む

住居

  • 窓にブラインドやすだれの設置
  • 緑のカーテンを設置
  • 部屋を加湿する
  • 窓に断熱フィルム

服装

  • 日傘や帽子を使う
  • クールビズの実行
  • 重ね着をする
  • 防寒着の着用

ドライミストの設置

 ヒートアイランド対策や地球温暖化適応策の一つとして、市役所本庁舎や保健福祉センター前にドライ型ミストを設置する場合があります。

 水を小さな霧の状態にして噴射し、蒸発する際の熱の吸収を利用して、噴霧エリアの気温をおおよそ2~3℃低下させることにより、清涼感のあるクールスポットとなっています。

 また、市ではドライ型ミストの設置のほか、夏のクールビズ(冬はウォームビズ)や公共施設及び民間事業者に協力をいただいてグリーンカーテン運動に取り組んだり、環境フェア等で市民の方へゴーヤの苗を配布するなど、様々な適応策に取り組んでいます。

ドライ型ミスト

  • 稼働時間は、タイマーの設定上最大30分程前後する場合があります。
  • 湿度・温度によっては、自動制御で停止します。
寝屋川市役所本庁舎

寝屋川市役所本庁舎

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更新日:2022年06月09日