寝屋川市グリーン調達方針
1.意義及び目的
近年、地球温暖化・オゾン層の破壊・酸性雨等の地球環境問題や大量生産・大量廃棄型社会が引き起こす廃棄物問題などの環境問題を解決することが緊要の課題となっており、日常の生活や事業活動を見直し、循環型社会を構築していく必要がある。
国においては、平成12年5月に、グリーン購入に関する取り組みを推進するため、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」を制定され、その中で、地方公共団体についても、環境負荷の少ない物品(以下「環境物品等」という)の調達の推進に努めることとされた。
寝屋川市においても、平成13年2月策定の「寝屋川市役所温暖化対策実行計画」の中で、財やサービスの購入・使用に関する取組(グリーン購入の推進)を掲げている。
我々の暮らしや経済活動を支える全ての製品やサービスが環境に対して何らかの負荷を与えており、その負荷を軽減することが求められていることから、日常使用する物品等については、環境物品等を積極的に購入・使用することを目的として本調達方針を定める。
2.対象
この調達方針は、市の全ての事務事業を対象とする。
3.基本原則
市は次の原則により製品を購入することとする。ただし、環境物品等の調達推進を理由として、環境物品等の調達量の増加を招かないように、必要性を考慮し、適正量を調達するものとする。
- 「エコマーク商品」(財団法人日本環境協会作成)、「グリーン購入ガイドブック」(グリーン購入ネットワーク作成)、「グリーンマーク商品」(財団法人古紙再生促進センター)等を参考にすること。
- 使用中に、資源やエネルギーの消費量が少ない製品であること。
- 再生材料を使用していること。
- 再生しやすい材料や部品、設計となっていること。
- 廃棄されるとき処理や処分が容易な製品であること。
4.品目
この調達方針の適用品目は別紙に掲げるものとし、率先して購入する。また、そのうち重点的に調達を推進する物品(「特定調達物品」という)については、年度ごとに目標を定め調達を推進する。
なお、別表に掲げるもの以外の製品についても、基本原則に沿って環境物品等の購入に努める。
5.この調達方針は、社会状況の変化等必要に応じて改定することとする。
附則
- このグリーン調達方針は、平成25年4月1日から実施する
更新日:2021年07月01日