寝屋川市高齢者保健福祉計画(2024~2026)について

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 市は、シルバー世代が元気にいきいきと暮らせるため、介護保険制度を始めとした、高齢者保健福祉についての推進方策を「高齢者保健福祉計画(2024~2026)」として策定しました。

 この計画は、令和6年度から令和8年度までの65歳以上(第1号被保険者)の人の介護保険料基準月額(6,690円)を算出した際の基礎になったものです。

計画の趣旨

本市では、団塊の世代の市民が後期高齢者といわれる75歳になる2025年(令和7年)を目途として、「地域包括ケア」の仕組みを構築する中長期的な視点に立ち、高齢者福祉施策を推進してきました。

 今般、「新たな価値を創り、選ばれるまち 寝屋川」 を将来像に掲げる新たなまちづくりの指針である 「第六次寝屋川市総合計画」 に基づき、福祉分野の上位計画である 「第4次寝屋川市地域福祉計画」 とも連動しながら、これまでの「地域包括ケア」の仕組みづくりに対する取組の成果と課題をふまえ、さらに深化、推進させるよう、シルバー世代が元気にいきいきと暮らせるまちづくりを支える高齢者保健福祉の充実を効果的に進めることを目指し、「寝屋川市高齢者保健福祉計画(2024~2026)」 を策定しました。

位置づけ

 老人福祉法(第20条の8)と介護保険法(第117条)に基づき策定しました。

 寝屋川市の「総合計画」、「地域福祉計画」や「地域福祉活動計画」、シルバー世代の市民の生活に関係する分野別計画等とも整合性をもたせて策定し、関連づけて推進します。

期間

令和6年度から令和8年度までの3年間です。

計画の進行管理

 計画の進捗状況の点検、評価や計画に基づく事業の推進方法等に関する検討を行う「高齢者保健福祉計画推進委員会」を公開で開催します。

基本理念

地域みんなで支えあい、元気にいきいきと暮らすまちの実現~地域包括ケアの深化と広がりをめざして~

シルバー世代がさまざまな形で人とつながり、「地域包括ケア」の仕組みづくりを通じて地域に参加して役割を担い、健康で生きがいをもって暮らせることを「目指す姿」として掲げ、高齢者保健福祉を推進するとともに、一人ひとりが自らの健康や生活を高める意識をもって主体的に取り組むよう、地域ぐるみでの呼びかけや支援を行っていきます。

すべての取組で大切にする考え方

計画全般に係わる考え方を、まとめています。

  1.  シルバー世代の「自立」と「権利」を尊重します
  2.  多様な人の多様な”困りごと”を見つけ、支えます
  3.  さまざまな立場の人や組織が力をあわせて取り組みます

基本目標

 計画を進めるために、次の3つの目標に対して取り組みます。

  1.  一人ひとりが “自分らしく” 元気にいきいきと暮らす
  2.  生活や介護をニーズに応じてしっかり支える
  3.  「地域共生社会」の視点で地域包括ケアを推進する

重点的に取り組む事項

基本目標に対する取組のうち、次の取組を重点的に実施します。

  1. 地域包括ケアシステムの充実・強化
  2. 介護予防・重度化防止と認知症の予防・支援の充実
  3. 元気でいきいきと活躍する場と参加支援の充実

高齢者人口の推計等

  • 令和8年度には、65歳以上の高齢者数は67,115人、高齢化率は30.5%になるものと推計します。
  • 令和8年度には、第1号被保険者のうち14,193人が要介護(要支援)認定を受け、認定率は21.1%になるものと推計します。
  • 3. 令和6年度~8年度の3年間で、約739億円のサービス利用を見込んでいます。

 この計画の計画書については、PDF形式でダウンロードし、プリントアウトすることができます。

この記事に関するお問い合わせ先

高齢介護室
〒572-8566
大阪府寝屋川市池田西町24番5号(池の里市民交流センター内)
電話:072-824-1181(代表)
ファックス:072-838-0102
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更新日:2024年04月01日