寝屋川再生ワークショップの実施報告 第1回ワークショップ(平成14年9月8日)

ページID: 11026

第1回寝屋川再生ワークショップ

9月8日(日曜日)午後1時より市立産業会館3階会議室において、本年度第1回目のワークショップ会議が開催されました。昨年度最終のワークからは随分と月日が経っているので、何人出席してくれるのか心配されましたが、12時過ぎたあたりからおなじみの面々が集まりだし一安心。中にはわざわざ早めにきてお弁当を広げる人も。眼下には夏の名残を思わせる寝屋川の水面の乱反射、街中でとる日曜のランチには絶好のロケーション。

テーブルの上に資料を広げている参加者が座る右側に、寝屋川を見下ろせる大きなガラス窓が設置されているワークショップ会場の写真

寝屋川を見下ろせる会場

会議室内に長机を繋げた島にグループになって参加者が座り、ワークショップを行っている様子の写真

ワークショップの様子

開会の挨拶、初参加者の自己紹介、諸説明の後、昨年度のワークで策定した4箇所の整備計画案のイメージを具体的なものとするため、寝屋川市駅前周辺と府立高専周辺の2箇所について、5つのテーブルに分かれて議論しました。自分たちの提案が一つの形となった模型を目にすると感慨深いものがあります。はじめてこの議論に取組んでから1年余り経つこともあり、改めて資料を見ると、あ、ここはこうしたらいいのに」、「そうそう、これは絶対必要やね」、「やや、あれが抜けてる!」など色々出てくるものです。そういった細かい事柄を各テーブルでまとめました。

寝屋川市駅を中央に駅周辺の建物の模型を参加者が作った写真

寝屋川市駅前模型

中央に川が作られ、周辺の住宅付近が造られた模型の写真

幸町警官住宅付近模型

 今後、この日まとめた内容を肉付けした整備案を提案していきます。川の整備案というよりも周辺の商店街、住宅地の将来の姿を見据えた川づくり・まちづくりの整備プランをめさした議論として深められたことが大きな成果だといえます。
ハードの川づくりプランの議論の後は、ソフトの川づくりの話です。市民に寝屋川への関心をたかめてもらうための、ワークショップと水辺クラブの今年の取り組みのあり方について説明がありました。ワークショップは市に委嘱された委員によって構成され、その役割は再生プランの策定にありました。これまで、昨年度プラン策定をすすめるうち、ハード面の整備・保全だけでなく、日常的なソフト面の活動の必要性から、市民活動グループねや川水辺クラブを立ち上げ様々な取り組みを行ってきました。今年度は、ハード面の計画についてより具体的な提案をおこなうこととともに、ワークショップ自身としてもソフト面の活動を定着させ、ソフト・ハードを問わず新たな取り組みをおこなっていくことが市の方からも提案されました。そのためには、ワーク会議はワーク委員だけでなく水辺クラブ会員にも積極的に参画してもらい、川づくり、まちづくりの取り組みにより広く市民の意見を反映できるようにしよう!と申し合わせました。

6名の参加者のグループが話し合いを行っている様子の写真

話し合いの様子1

6名の参加者が椅子に座り、中央の男性が身振り手振りで話しをしている様子の写真

話し合いの様子2

6名の参加者のグループが、机の上に広げた資料を見ながら話し合いをしている様子の写真

話し合いの様子3

また、かねてより提案されていた、川での市民活動をしやすくするため、フェンスに扉、ステップ設置を求める提案書を河川管理者等に提出することが決まりました。

さてこの頃になると、そろそろ皆さん疲れがみえはじめたようですが、最期の力を振り絞り、残り時間いっぱいまで大阪府の「『私の水辺』大発表会」に出展するパネル作成作業に全員で取り組みました。全国川の日ワークショップでのグランプリ受賞を上回る発表にしていきたいと力が入ります。
ワーク委員、水辺クラブ会員他35名の出席者の熱心な議論が展開され、例によって盛りだくさんの内容のワーク会議となりました。第2回ワーク会議は12月15日(日曜日)、第3回ワーク会議は平成15年3月2日(日曜日)の予定です。

この記事に関するお問い合わせ先

下水道事業室
〒572-0832
大阪府寝屋川市本町15番1号(上下水道局2階)
電話:072-825-2162
ファックス:072-825-2634
メールフォームによるお問い合わせ

更新日:2021年07月01日