高柳の行者堂

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寝屋川市の歴史

寝屋川市の文化財

高柳の行者堂(たかやなぎのぎょうじゃどう)

黄色に桜模様が入った鉢を被ったマスコットキャラクターはちかづきちゃんがバラの花を持って桜の花びらの上に立っているイラスト

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寝屋川市のマスコットキャラクター
はちかづきちゃん

高柳地区の「大将軍」宮前の道路を南へ進んだ旧地区のなかほどに民家にはさまれてたっているのが「行者堂」です。

内部は畳敷と板敷で、奥の祀壇(しだん)には行者堂の名のとおり高さ1メートルくらいの役小角(えんのおづぬ=修験道の祖))の立像が厨子(ずし)に安置されています。

その右の厨子には十一面観世音立像がまつられていますが、高さ40センチメートルくらいの位牌(いはい)らしいものが4つ見つかりました。戒名(かいみょう)や没年月日や生前の役職などが記されています。

一番古いものは、寛文8年(1669年)の永井信濃守尚政の位牌で、他にも延宝5年(1677年)、正徳元年(1711年)、宝暦12年(1762年)と記された領主永井家の人たちの位牌があります。

高柳地区には真言宗寺院で聖徳太子ゆかりの長栄寺や、真言宗大谷派の金光寺がありますが、このほかにも十一面観世音と役小角を本尊とする寺院があったのではないかと思われ、寺がなくなったことを村人が惜しんでこのように維持してきたのでしょう。

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更新日:2021年07月01日