古川(ふるかわ)

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川沿いの民家や桜の写真

古川とは文字どおり、古くからある川のことです。かつて淀川は、現在のように西北に流れるものと太間付近から南へ分流するものがあったようです。

文禄3年(1954年)に豊臣秀吉が文禄堤を築いたとき、この南流はせき止めていました。その川から用水を取り入れていた村々は、文禄堤に樋門を設けて取水するようになったのです。それから古川は、池田方面より南部一帯の各村の悪水になりました。

寝屋川に合流して古川はその姿を消しますが、運送船の利用は早くからあり、大利には舟入場の跡が残っています。

池田方面の悪水を集め、大利の共同墓地のすぐ北方で旧茨田堤を横切り、同墓地の東方から府道寝屋川交野枚方線をくぐり、旧交野街道の大高橋に出ます。これが古川のもとの流れで、この川筋が茨田堤(まんだのつつみ)の位置を示すものといわれています。

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更新日:2021年07月01日