水道管路の耐震化
ページID: 18569
水道管路耐震化
「施設等整備事業計画」に基づき、重要給水施設管路(災害医療協力病院等)や基幹管路(受水管・送水管・配水本管)、小口径管路などの更新(耐震化)を進めています。
耐震管とはどんなもの?
水道管(耐震管)は、管と管をつなぐ部分(継手)が、地震によって地盤が変動した場合でも外れにくく作られているものです。
写真からはクレーンにより管路の中央を吊り上げられても、継手が抜けることなく、管路としての機能が損なわれていない様子が分かります。
この水道管は、東日本大震災においても、まったく被害がなかったと報告されています。
東日本大震災の津波による道路崩壊でも耐震管には被害がありませんでした。 | |
写真提供:一般社団法人 日本ダクタイル鉄管協会 |
耐震管の仕組み
耐震管の仕組みは、地震が起きた場合に、管の継手の部分が伸び縮み出来るようになっています。
管が引っ張られて伸びた場合、「挿し口突部」が「ロックリング」に引っかかる事で抜けないようになっています。
また、管が押されて縮む事も可能なため、地震による地盤の変動に対応できる継手の構造になっています。
写真提供:日本ダクタイル鉄管協会 |
水道管路耐震化工事の様子
水道管路耐震化工事の様子
現在寝屋川市で使われている管は、高度成長期(昭和30年~昭和48年)に布設された(耐震性が無い)経年管が多いため、水道管の耐震化を進めています。 |
水道工事では、騒音、振動や交通規制等のご迷惑をおかけしますが、地震災害にも強く安全安心に水道水をお届けできる水道管への工事を順次進めているところですので、何卒ご理解・ご協力の程よろしくお願いします。 また、水道工事に伴い、断水する場合もございます。事前にお知らせしますので、水の汲み置き等のご協力をお願いします。 |
更新日:2023年07月13日