山本 優(やまもと ゆう) (福祉系・福祉部保護課) 平成29年4月1日入庁

 私の仕事はケースワーカーとして、家庭訪問等で各世帯のニーズを把握し、最低限度の生活を保障し、自立に向けた支援を行うことが主な役割となっています。経済的な側面だけではなく、身体的、精神的にも自立を支援していきます。
 担当する世帯では、10年以上引きこもりであった方が就労支援を受け始め、自立に向けて変わっていく姿を見届ける機会もありました。就職も決まり、生活保護から自立するときにいただいた感謝の言葉はとても感慨深いものでした。

 大阪市内にもすぐ行ける距離でありながら、公園や自然を感じられる場所も多く、暮らしやすいまちだと感じています。
 実際に住んでみて、都会過ぎず、田舎過ぎないところがとても気に入っています。

 社会福祉士の資格を活かし、地域で困っている方の役に立ちたいと思い、志望しました。市民の方との距離が近く、暮らしに密接に関わることができる点が魅力的でした。
 市役所というと堅苦しいイメージがありましたが、実際は風通しもよく、明るい職場環境だったので、良い意味でのギャップを感じました。

 受験にあたっては、これまでの生活を振り返り、自分自身と向き合う良い機会にしてください。
 面接では自分らしさを忘れず、市でやりたいこと、その熱意を伝えてみてください。笑顔を忘れなければ自然とリラックスできると思います。
 皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。