石灯籠(秋葉山)
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寝屋川市の歴史
寝屋川市の文化財
石灯籠・秋葉山(いしどうろう・あきばさん) 打上
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寝屋川市のマスコットキャラクター
はちかづきちゃん
石灯籠は、神社の参道にたくさん並んでいたり、庭園などの装飾品として置かれているものをよく見かけますが、市内にも数か所残っています。
打上のJR寝屋川公園駅の北約100メートルのところに細い道が交差して四つ辻になっているところがあり、その辻の南東角に1基の灯籠が建っています。高さは約2.3メートル、竿石に「秋葉山(あきばさん)」と刻まれています。
秋葉山の本社は静岡県周智郡春野町(しゅうちぐんはるのちょう)の秋葉神社と遠く、祭神は「火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)」という火の神様です。庶民の間では京都の愛宕山(あたごやま)と並ぶ火防の神として多数の信者を集めました。消火器や防火施設が十分でなかった昔は、火事が起こるのを今以上に恐れていました。江戸時代にはわずか2平方メートルほどの小屋の火事にさえ、わざわざ村役人が調べて大坂堂島の奉行所へおもむき、事情を報告するというようなこともあったほどです。
台石の後面に「明治十四年一月」(1881年)と刻まれています。
更新日:2021年07月01日