二月堂・灯籠
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寝屋川市の歴史
寝屋川市の文化財
二月堂・灯籠(にがつどう・とうろう) 高倉一丁目
府道枚方・富田林・泉佐野線沿いにある2つの石灯籠の内、左側の大きな灯籠は、花崗岩で組み立てられ、高さが3メートルあります。脚部の正面に「二月堂」と刻まれ、側面には「天保十四年」(1843年)の年号が刻まれています。
「二月堂」は、奈良東大寺二月堂を指すのでしょう。くわしいことはわかりませんが、古老の話によれば、当地には「柳谷・二月堂両観音講」が百数十年前からあって、現在でも、三月のお水取りのころには、東大寺二月堂に参詣するといいます。
また、右側の石灯籠は「八幡宮」と刻まれ、江戸時代中ごろの明和3年(1766年)の年号が刻まれています。これは、国守神社が八幡宮とよばれていた頃に氏子の人々によって寄進されたものです。
更新日:2024年02月14日