しょうごん
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寝屋川市の歴史
寝屋川市の文化財
しょうごん 対馬江(つしまえ)
「しょうごん」は毎年1月6日に行われる対馬江地区特有の行事です。数え歳3歳の子どもが対象になります。
3歳になった子どもの親たちは、前日に集まって「とうや(当家・頭家)」を決めます。当日、床の間に皇太神宮の軸を掛け、神酒、洗米、するめ、みかんなどを供え、その前で晴れ着姿の子どもたちは母親に付き添われてお祝いをうけます。料理は、塩鰯、大豆、ごぼうなどで、子どもたちにはその他に鯛や赤飯、かす汁が出されます。
「とうや」での式がすむと、若宮神社の前に座を作って近くの年長の子どもたちに集まってもらい、仲間入りのお礼として塩鰯、大豆、ごぼうなどにかす汁をそえてもてなします。
これが終わってから「とうや」に親たちが集まって、子どもの行く末を祈って神酒をいただき、「しょうごん」の行事は終了します。
更新日:2021年07月01日