河内街道

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寝屋川市の歴史

寝屋川市の文化財

河内街道(かわちかいどう)

河内街道の道標の前にプランターの花(ペチュニア)が飾られている写真

今では市内を南北に走る道路は何本もありますが、明治の末ごろまでは、西の京街道、東の東高野街道、その間の河内街道の3本でした。

河内街道は、枚方市伊加賀で京街道から分かれ南へ走る道で、京阪電車の枚方公園駅前から香里園駅まではこの街道に沿っています。香里園駅から田井地区の堤を通って南に進み、国松の安全橋を越えたあたりで秦の村を通って五藤池(ごといけ)に達します。池の少し手前、寝屋川市立市民会館の西側に道標がありますが、道幅の狭いこのあたりは河内街道の面影を残している貴重な場所です。

この道標には、北面「すぐ のざき道 右 大阪みち」南面「すく やはたひら方道」西面「左星田妙見道」などと刻まれていますが、いつ建てられたのかはわかりません。

五藤池の西側から南側を通り、すぐ右折しますが、このあたりも街道のようすを残しています。さらに南に進むと讃良川に出て、これを越えると四條畷市の砂地区に入ります。江戸時代には枚方みちとよばれていました。

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更新日:2021年07月01日