讃良川遺跡出土土製耳飾(耳栓)<さらかわいせきしゅつどどせいみみかざり(じせん)>

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丸い形で中央に小さな穴が開いている讃良川遺跡出土土製耳飾(耳栓)7個の写真
  • [出土場所]
  • [保存場所]
    埋蔵文化財資料館
    (寝屋川市打上宮前町3番1号)

土製耳飾りは、耳たぶに穴をあけてはめ込む現在のピアスのようなものと考えられています。

長さ1.5センチメートルから2.5センチメートル、重さ2.8グラム から12.7グラムで、形は胴部の中央がくびれる臼形(うすがた)のものです。

埋蔵文化財資料館周辺の地図

表面に文様をもつものや赤く彩られているものなどがありバラエティに富んでいます。

土製耳飾りは、縄文時代中期(約5000年まえ)にあらわれ、弥生時代には姿を消したと考えられています。
この資料は縄文時代中期に位置づけられ、近畿地方の土製耳飾りの多くが縄文時代後期・晩期に属するなかでは珍しく、西日本における土製耳飾りのありかたを知るうえで貴重な資料です。

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更新日:2021年07月01日