市立小学校等の給食における対応について
市民及び保護者の皆様(7月22日)
市立小学校24校に米を納入している北河内農業協同組合の精米工場にハトが侵入して衛生上の問題が発生した件につきまして、北河内農業協同組合から令和4年7月12日に本市を含む関係4市に対して、精米した米に付着している微生物に対する再検査5項目(大腸菌、大腸菌群、サルモネラ、セレウス菌、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ)を実施し、全ての項目において陰性だとの報告がありました。
本市においては、地産地消の取組として、北河内農業協同組合から毎年約3カ月の間、米の提供を受けておりますが、今回の件については、子どもたちの健康に係る大変重大な問題であるとの認識の下、今後、安定的に衛生管理の徹底が確認されるまでの間、北河内農業協同組合から米の納入を停止するべきとの判断を行い、当初より提供を受けている大阪府学校給食会から米の提供を受けてまいります。
大阪府学校給食会における精米工場については、HACCP認定工場として衛生管理が徹底された施設であることを確認しております。
今後も安全で安心した学校給食の提供に向けて取り組んでいきますので、市民及び保護者の皆様におかれましては、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
市民及び保護者の皆様(6月9日)
市立小学校24校に米を納入している北河内農業協同組合の精米工場の衛生管理に関する問題について、5月30日(月曜日)以降、新たに米を納入している精米工場の現場確認を5月27日(金曜日)に行いました。
現場確認の結果、玄米の保管状態をはじめ、精米工程から製品出荷までの各段階において、適切な衛生管理のもと作業が行われていることを確認しております。
市民及び保護者の皆様におかれましては、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
5月27日(金曜日) 幸南食糧株式会社 本社工場 現場確認の様子
玄米入庫
倉庫の扉は二重扉になっており、扉のどちらかが閉まらないと開きません。
倉庫内の室温は常時15~20℃で管理されています。
玄米保管管理
張り込み作業
張り込み作業の後は、玄米粗選機にかけられ、石やモミがら等の異物が選別除去されます。
精米ライン
精米ラインへの入り口には工場入室手順が貼られており、
作業衣の確認→粘着ローラー→手洗い→アルコール消毒→エアシャワーと徹底されていました。
エアシャワー前には、靴裏のゴミ等を持ち込まないための粘着シートも用意されていました。
精米機本体
色彩選別機
ロータリーシフター
ガラス選別機
選別除去された米
選別除去された割れたぬか玉
袋詰め~製品出荷
袋詰めされた製品を製袋対応金属検出機で金属の混入がないかチェックします。
※画像は金属のサンプルを通した後に【金属混入】の文字が表示されたもの
最終チェックが終わった精米は、ほこり等がつかないようにビニールで覆われ、室温が常時20℃で管理された低温精米物流センターで保管されます。
品質分析検査センター
工場内に「品質分析研究センター」があり、玄米時と出荷前の米の品質を検査しています。
市民及び保護者の皆様(6月3日)
市立小学校24校に米を納入している北河内農業協同組合の精米工場の衛生管理に関する問題について、5月27日(金曜日)に北河内農業協同組合より、当該施設で精米された米について、微生物試験結果、いわゆる細菌検査については、大腸菌が不検出であるなどの報告を受けていますが、本日、精米工程におけるハトの飛来に伴う異物混入、及び精米そのものの健康被害の可能性の有無などの安全性について、外部の第三者機関による一体的な検証を行い、その結果を早期に評価し報告するよう申入れをいたしました。
その結果については、分かり次第報告いたします。
市民及び保護者の皆様におかれましては、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
市民及び保護者の皆様(5月27日)
市立小学校24校に米を納入している北河内農業協同組合の精米工場の衛生管理に関する問題について、5月23日(月曜日)に本市を含め、納入先4市が合同で精米工場の現場確認を行いました。
本日、改めて本市独自で2回目の現場確認を実施いたしました。
冷蔵倉庫から袋詰めの玄米が精米工場に運ばれ、完全密封された精米装置の投入口に入れられ、自動で袋詰めされた精米となります。
玄米の中に混入された異物については、エア噴射や光選別機等により高い精度で除去が行われていることを確認しました。
万一、精米過程で異物が混入するとすれば、最初の玄米の投入時しか考えられません。
少ない確率ですが、仮に、玄米投入口からウイルスやアレルギー物質などが混入したとしても、本市では洗浄してからの炊飯となりますので、健康被害が生じることは考えられません。
なお、本日、北河内農業協同組合より、当該施設で精米された米について、専門機関での細菌検査を実施した結果、問題となる数値は検出されませんでした、との報告を受けております。
しかし、事の重大性を鑑み、当該業者からの学校給食への米の提供を停止しました。
また、本件が衛生管理上の不備であることから、今後とも、監督官庁である枚方市保健所の改善指導への対応の確認等を行いながら、関係市と連携し、対応を進めてまいります。
併せて、5月30日(月曜日)以降、納入する精米工場の視察を本日行い、衛生管理が徹底された適正な施設で、精米工程が行われていることを確認しております。
市民及び保護者の皆様におかれましては、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
市民及び保護者の皆様(5月23日)
市立小学校24校に米を納入している販売業者の精米工場の衛生管理に関する問題について、5月23日(月曜日)、当該業者から米の納入を受けている4市において精米工場の現場確認を行いました。
農家から納入された米は、冷蔵倉庫で保管され、精米の都度、精米工場に運ばれていること、また、精米時に、金属や粉じん等の異物の混入を探知・選別できる設備の設置をしているとの説明を受けましたが、今後も引き続き、監督官庁である、枚方保健所の立入検査の結果等を踏まえ、関係市と連携しながら調査を続け、当該業者への必要な対処を行ってまいります。
なお、本市は、米を洗浄して炊飯を行っていることから、出荷された精米を喫食することで健康被害が生じることは考えられず、また、既に販売業者を変更して米を調達しております。
市民及び保護者の皆様におかれましては、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
市民及び保護者の皆様(5月22日)
市立小学校24校に納入している米の販売業者が精米を行っている工場の衛生環境に関する情報提供があったことから、子どもたちの安全面を考慮して、すでにお知らせした通り、5月23日から27日までの間、米飯の提供を中止し主食をパンとします。
5月30日以降の給食につきましては、販売業者を変更して、通常の献立通りに提供いたします。
また、市立保育所につきましては、5月21日の土曜日以降、販売業者を変更して対応しているため、影響はございません。
当該工場については鳥類が侵入し、糞の存在を確認していますが、本市は米を洗浄して炊飯しているので、出荷された精米を喫食することで、健康被害が生じることは考えられませんが、当該業者からの学校給食等への米の提供は停止します。
加えて、市教育委員会として当該の米の販売業者に対し、食品衛生法上の指導権限を有する保健所とも連携しながら、実態調査した上で厳正に対応してまいります。
また、今後とも納入業者の選定においては、万全を期し学校給食の安全・安心の確保に全力を尽くしてまいります。
市民及び保護者の皆様におかれましては、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
市民及び保護者の皆様(5月20日)
学校給食の米の購入元である工場の衛生管理状態に問題があることが確認されました。
そのため、給食内容を、下記のとおり変更いたします。
今後とも、給食における安全・安心を確保してまいります。
保護者の皆様におかれましては、ご理解ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
■変更内容
(市立小学校)
・5月23日(月曜日)から5月27日(金曜日)まで米食をパン食に変更します。
・5月30日(月曜日)以降分については、別ルートより米を調達し、通常通りの給食と致します。
更新日:2022年06月03日