平成31年1月号「農業まつり」
高枝 涼太さん
11月18日に打上川治水緑地で行われた農業まつりを取材しました。
農業まつりは、都市農業の重要性について理解を深め、子どもから高齢者までいろいろな市民が農に触れる機会として、今年で37回目の開催となりました。まつりでは、地場産野菜やそれを使った加工品の販売を始め、いろいろなコーナーがありました。
当日は天候にも恵まれ、午前9時の販売開始前から多くの人が並んでいました。今、野菜の値段が高騰しているため、安くて安心できる地元の野菜が人気となり、開始1時間程度で売り切れてしまうものもあるほどで、大盛況でした。
寝屋川市の農業はビニールハウスなどの施設を使わず、屋外の畑で栽培する方法の露地栽培がほとんどです。そのため、夏の猛暑や台風などの影響を受け、育てるのにとても苦労したことを農家の人に教えてもらいました。天候の影響を大きく受けながらもたくさんの野菜が並び、農家の人たちの努力を感じました。
10時頃から、農業まつりの中で初めて開催の農産物の品評会が開かれました。農家の人が作った農産物の見た目などを審査し優れたものに賞が贈られるというもので、来場した人も投票することができ、投票した農産物が受賞すれば野菜の詰め合わせをもらうことができます。美しく綺麗な野菜ばかりで、投票していた人たちも迷いに迷って審査されていました。
農業まつりというものがあることを今回の取材を通して初めて知ることができました。もっと学生や若者にこの催しを知ってもらい、市の農業について、少しでも興味を持ってもらえたらいいなと思いました。
更新日:2021年07月01日