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寝屋川市議会議員一般選挙に係る当選の効力に関する異議申出に対する決定の告示について

平成31年4月21日執行の寝屋川市市議会議員一般選挙における当選の効力に関する異議申出に対し、寝屋川市選挙管理委員会(以下「当委員会」という。)は次のとおり決定し、公職選挙法第215条の規定に基づき告示しましたので、お知らせします。


1件目

1 告示日

令和元年6月6日

2 異議申出人

松尾信次(候補者)

3 主 文

本件異議申出を棄却する。

4 異議申出の趣旨

申出人は、平成31年4月21日執行の寝屋川市議会議員選挙(以下「本件選挙」という。)における当選人にしお勝成の当選を無効とするとの決定を求めるものである。

5 異議申出の理由

(1) 最下位当選人が「にしお勝成」候補、次点候補者が異議申出人「松尾信次」 であり、その姓が、「にしお」と「まつお」と似ており、読み間違いの恐れが否めない。

(2) 投票総数98,031票の内、無効投票が1,884票、その内、「候補者の何人を記載したかを確認し難いもの」として無効票に数えられた票が51票であり、この51票の中に、「松尾」への投票が無効と扱われていないか疑問が残る。

(3) 「北川けんじ」「板東けいじ」「森畑こうじ」の各候補と松尾「しんじ」と名が似た候補者が立候補していたため、松尾への投票が上記の候補者への投票と扱われていることも考えられる。これらのことから疑問票の再点検をするためには、開票された全票の点検が必要である。

6 決定の理由

当委員会は、平成31年4月26日付けで提出された異議申出書の要件審理を行ったところ、異議申出の理由に一部不備があったことから、同年5月13日付けで申出人に補正を命じた。その後、申出人から同年5月20日付けで補正書の提出を受けた当委員会は、本件異議申出の理由が明瞭となったことを認め、慎重かつ厳正に審理した。

まず、本件選挙の選挙会については、場所及び日時、開票の事務を選挙会の事務に併せて行う告示、選挙立会人の選任など、公職選挙法の規定に基づき手続が行われ、選任された7名の選挙立会人の参会を得て、適法に開催されたものである。

その選挙会において、開票の手続は厳正に行われたこと、投票の効力の決定においても、疑問投票を審査係に回覧し、実例判例等に留意して判断するとともに、選挙立会人の意見を聴き選挙長が決定をしており、選挙録の署名及び押印時においても、選挙の結果に対して異議なく閉会していることに鑑みると、当選の効力に関してその有効なところを疑わせる事情は存在しないと判断する。

一方、上記の本件異議申出の理由1及び2については、具体的な一定の合理性のある指摘と認められることから、最下位当選人と次点候補者との票差が1票であることを踏まえ、当該指摘に関係する範囲において、最下位当選人である「にしお勝成」候補の2,032票、次点候補者で異議申出人の「松尾信次」候補の2,031票並びに無効票の1,884票の開披再点検を念のため行うものと判断し、同年5月31日に申出人等の参観のもと開披再点検を行った。

なお、上記の本件異議申出の理由3については、名の末尾1文字、または2文字が共通するとの指摘であるところ、これらの共通点によって、票の混同が生じるとは考え難いことから、開披再点検の範囲を画するに当たって考慮しないこととした。

その結果、「にしお勝成」候補者の有効票の中から疑義のある票が2票、異議申出人「松尾信次」候補の有効票の中から疑義のある票が1票認められた外には、各候補者の有効票及び無効票の中に疑義のあるものは存在しないことが明らかとなった。

以上の3票について、同年6月3日に開催した臨時会において慎重に審理した結果、いずれの疑義票も以下の理由によりそれぞれの候補者の有効票であると決定した。

(1) 別紙「にしお勝成 疑義票1」について

本疑義票については、1文字目の記載が「に」という文字そのもので はないもの の、同記載は「に」という文字の一部であると考えられること、及び他の候補者中に「しおかつなり」が含まれる氏名の者がいないことから、記載された文字の全体的考察によって、候補者にしお勝成に投票したものと判断することができる。

(2) 別紙「にしお勝成 疑義票2」について

本疑義票については、「にしおか」と記載されているところ、同記載は、「にしお勝成」の途中までの記載と考えられること、及び他の候補者中に「にしおか」との氏の者はいないことから、記載された文字の全体的考察によって、候補者にしお勝成に投票したものと判断することができる。

(3) 別紙「松尾信次 疑義票1」について

本疑義票については、1文字目及び2文字目は、それぞれ「松」及び「尾」の文字そのものではないものの、いずれもそれぞれの文字の一部であると考えられること、及び、他の候補者中にこれらの記載そのものや、これらを一部に含む氏名の者はいないことから、記載された文字の全体的考察によって、候補者松尾信次に投票したものと判断することができる。

以上、選挙会における決定内容について、票数の変動がないことから、寝屋川市議会議員選挙選挙録の得票総数となり、本件異議申出には理由がないと認められる。

よって、公職選挙法第216条第1項において準用する行政不服審査法(平成26年法律第68号)第45条第2項の規定により、当委員会は主文のとおり決定する。

7 その他

この決定に不服がある場合は、この決定書の交付を受けた日又は公職選挙法第215条の規定よる告示の日の翌日から起算して21日以内に、文書で大阪府選挙管理委員会に審査を申し立てることができます。

2件目


1 告示日

 令和元年6月6日

2 異議申出人

 選挙人

3 主文

 本件異議申出を棄却する。

4 異議申出の趣旨

 申出人は、平成31年4月21日執行の寝屋川市議会議員選挙(以下「本件選挙」という。)における当選効力の決定を無効とし、再開票の結果に従った当選者の選定を求めるものである。

5 異議申出の理由

(1) 最下位当選人と次点候補者との得票差が1票差かつ次次点候補者との得票差が15票差と僅差であることから、全ての投票用紙の開示、再点検、再集計を行う必要がある。

(2) 各投票所において、衆議院補欠選挙区用自書式投票用紙1枚を選挙人に交付し、その後、市長選用と、市議選用の自書式投票用紙2枚が同時に選挙人に渡されたところ2枚同時に渡された投票用紙があべこべに書かれた場合には、今回の当落が逆転するケースも発生するが開票管理者の投票の効力に係る判断が、法や判例に照らして合理的か否か、開票の経緯と結果には多くの疑義がある。

これらの理由により、本件選挙は、寝屋川市選管に瑕疵があり、当選効力の決定は無効であり、また、開票管理者の投票の効力に係る判断が、法や判例に照らして合理的か否かであり、その前提として、一旦疑問票とされた投票の数、内訳、その有効無効の判断を知る必要があるから、全投票用紙の再点検、再集計は必要不可欠であるとの主張である。

6 決定の理由

当委員会は、令和元年5月3日付けで提出された異議申出書の要件審理を行ったところ、異議申出の趣旨及び理由に不備があったことから、同年5月13日付けで申出人に補正を命じた。その後、申出人から同年5月20日付けで補正命令書(回答)の提出を受けた当委員会は、慎重かつ厳正に審理した。

まず、本件選挙の選挙会については、場所及び日時、開票の事務を選挙会の事務に併せて行う告示、選挙立会人の選任など、公職選挙法の規定に基づく手続が行われ、選任された7名の選挙立会人の参会を得て、適法に開催されたものである。

その選挙会において、開票の手続は厳正に行われたこと、投票の効力の決定においても、疑問投票を審査係に回覧し、実例判例等に留意して判断するとともに、選挙立会人の意見を聴き選挙長が決定をしており、選挙録の署名及び押印時においても、選挙の結果に対して異議なく閉会していることに鑑みると、投票の効力に関しても、当選の効力に関してその有効なところを疑わせる事情は存在しないと判断する。

そして、申出人の主張するところは、一般的又は抽象的な疑義を述べるにすぎないものであって、この判断を左右するものではない。

以上のことから、選挙会における決定内容について何ら違法又は不当な点はなく、本件異議申出には理由がないと認められる。

よって、公職選挙法第216条第1項において準用する行政不服審査法(平成26年法律第68号)第45条第2項の規定により、当委員会は主文のとおり決定する。

7 その他

この決定に対して不服がある場合は、この決定書の交付を受けた日又は公職選挙法第215条の規定による告示の日の翌日から起算して21日以内に、文書で大阪府選挙管理委員会に審査を申し立てることができます。

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更新日:2019年6月6日